クッションで楽な姿勢を保つ

腰の体圧を分散させよう
 仰向けの場合、大腰筋を緩めるために、膝の後ろに枕か折り畳んだタオル、またはサイズの合ったクッションを敷きましょう。これで腰が楽になります。横向きになったときは、両膝の間にクッションか座布団を挟みます。
 また、横になって腰が痛いひとは、腰の体圧や身体の偏った加重負担を分散するために、抱き枕クッションを活用しましょう。色や形、大きさ、固さ、触り心地はさまざまですが、腰に負担がなく、背骨の生理曲線(S字カーブ)を寝ながらにしてキープできるものがいいでしょう。

介護に学ぶ安楽な体位
 ちなみに、介護に学ぶ安楽な体位というのがあります。仰臥位(仰向け)、側臥位(横向き)、腹臥位(うつ伏せ)、半座位(ベッドを立て寄りかかる)と4つの睡眠姿勢パターンで、身体の位置に入れるクッションも、クッションの形も異なります。
・ 仰臥位(仰向け) 肩に薄いタオルを敷き、肘を軽く曲げる。腰にクッションか円座(ドーナツ型)を当てる。膝は軽く曲げてクッションを敷く。両方の踵に小さな円座を敷く。
・ 側臥位(横向き) お尻を後ろに引き、軽くかがめる。両腕でクッションを抱える。両膝を軽く曲げ、重ならないようにして間にクッションを挟む。
・ 腹臥位(うつ伏せ) 窒息しないよう、顔は必ず横に向ける。両腕をあげて枕を抱えるようにする。腹の下に柔らかいクッションを入れる。足下に大きめのクッションを入れて両膝を軽く曲げる。
・ 半座位(ベッドを立て寄りかかる) *「腰痛と寝る姿勢」とは無関係なため、ここでは割愛します。