横向きに寝る

横向きのエビはもっとも楽な安眠姿勢
 横になる場合、やや前かがみで寝るのが一番楽に寝る姿勢だといわれます。横向きのエビを想像してください。あるいは、赤ちゃんがうずくまってスヤスヤ眠る姿勢をイメージしましょう。抱き枕を抱えてうずくまるとより寝やすい姿勢になるかもしれません。いつも同じ向きになって寝ると顔の輪郭が傾いたり、脊椎や骨盤が歪んだりするそうなので、たまには反対側を向いて寝るといいでしょう。こうすることで身体のバランスを整え、歪みを調整できます。

寝る姿勢と身体の不調
 一説によると、横向きに寝るのは無意識のうちに「内蔵を守るため」だそうです。寝る姿勢がときに変わるのは、調子の悪い臓器を上にする傾向があるからといいます。たとえば心臓が悪いと左を下にして寝られない、背中寄りにある腎臓が悪いときにはうつ伏せになる、などです。食べたらすぐ横になると、「牛になるよ」と注意しますが、これはお行儀が悪い、作法がなってないという警告です。ところが、胃弱の人が食後休憩に寝転ぶと、「右を下に向けて横になるんだよ」とアドバイスします。胃の内容物が腸に行きやすくなり、膨満感・胃の負担を軽くし、消化を助けるからです。

腰が痛くて眠れないひとに
 ときどき、横になると腰があたって痛いというひとがいます。腰骨は身体の中でも飛び出しており、筋肉が痩せてさらに腰骨が出てきたお年寄りなどがそうです。柔らかめの寝具を選ぶか、腰骨が当たらないよう腰の下にタオルかクッションを敷いてください。