腰を立てて寝る

全身が真っ直ぐ天井を向く姿勢
 仰向けに寝るときは腰(骨盤)を立て、へそが天井を真っ直ぐ向いていることを確認しましょう。これが自然な姿勢であり、身体の筋肉に負担がかかっていない基本姿勢です。仰向けになると腰が痛いひとは、縮んだ大腰筋がピンと張り、緊張している証拠です。膝をそろえて立たせるか、膝の後ろに棒状の枕(タオル、クッションなど)をあてて「く」の字にし、大腰筋を緩めて楽にリラックスしてください。身体がねじれたり布団から斜めになったりして、片方の腰だけが浮かないように気をつけましょう。顔が仰向けでも立てた膝を倒していては、全体的にねじれてしまいます。

寝ても起きても腰を立てる
 腰を立てるというと、立っているときや座っているときの、背筋を伸ばした正しい姿勢に思えますが、実は寝ているときも常に腰を立て、骨盤の位置を常に一定に保ちつづけることが重要です。立ち上がると一本の糸が頭の中心から伸びていて、天井に向かって真っ直ぐに釣られているイメージです。座っているときには腰を立てられるけれども、寝たときにはさっぱり感覚がつかめず難しいという場合、腰のくぼみの下に折り畳んだタオルなどを敷いて姿勢を調節しましょう。こうして繰り返すうちに、腰を立てないと居心地が悪くて眠れないというような、ごく自然な姿勢で寝る習慣ができてきます。