背骨(腰椎)の曲がりチェック

 寝ている時の腰痛の原因となる背骨(腰椎)の曲がり、曲がり具合をチェックすることで、さらに深い原因が分ります。
 寝ている時に背骨(腰椎)が曲がげられ腰痛を発生する原因には、大きく分けて、大腰筋の収縮によるケースと寝具からの押し上げによるケースの2つのケースがあります。
 あなたがどちらのケースなのか確かめるためにも、まずは、ここで紹介するチェック方法を試してみましょう。

■ 手のひらが奥までスッポリ(隙間が大きい)
  → ケース1:大腰筋に引っ張られて腰椎が曲がる
■ 手のひらが奥まで入らない(隙間が小さい)
  → ケース2:マットレスに押し上げられ腰椎が曲がる

足を延ばした仰向け姿勢で腰上の隙間をチェック

チェック方法:

 平らな床(布団・マットなし)に仰向けに寝転がり、頭からつま先までの全身を真直ぐに伸ばす姿勢をとります。
 
 この状態で床面と腰上の反った部分の隙間をチェックします。この隙間が手のひらが奥までスッポリ入る程、隙間が大きく、背骨(腰椎)の曲りがキツイことになります。

手のひらが奥までスッポリ入る(隙間が大きい)場合 ⇒ 背骨の曲がりが大きい
→ ケース1:大腰筋に引っ張られて腰椎が曲がる

 手のひらが奥までスッポリ入る程、この隙間が大きい場合、大腰筋の収縮により背骨(腰椎)が曲げられていることが腰痛の根本的原因として考えられます。
  
 正常な場合には、床と腰上の隙間は小さく、手のひらはごく僅かしか入りません。逆に、背骨(腰椎)の曲がりがキツク、隙間が大きい場合にはこぶしが入ってしまうことさえあります。

ケース1の対策:
 このケースでは、仰向けに寝た姿勢でヒップが寝具に沈み込むことで、腰痛の発生を防ぐことが出来ます。ある程度の厚みがある体圧分散布タイプや柔らかい布団やマットレスを使うことで腰痛を改善することができます。
体圧分散タイプの敷布団・マットレス

手のひらが入らない(隙間が小さい) ⇒ 背骨の曲がりが小さい
→ ケース2:マットレスに押し上げられ腰椎が曲がる

 上記のチェックで手のひらが指先くらいしか入らないなど、腰上と床面の間の隙間が小さ場合には、寝ている時の腰痛の根本的原因として、敷布団やマットレスが柔らかく反発力が強過ぎることが考えられます。
 敷布団やマットレスが柔らか過ぎると、寝た時に重さのあるヒップが布団に深く沈み込みんでしまうため、その反発として腰上の背骨(腰椎)部分が押し上げられ、背骨の曲がりを大きくすることで腰痛を発生するのです。

ケース2の対策:
 このケースでは、ヒップの沈み込みが少なく反発力の弱い布団やマットレスで腰痛の改善が期待できます。ただし、薄い布団や硬すぎるマットレスは寝心地が悪く、重さの集中する肩やヒップが痛み・しびれたりするなど他の問題を引き起こすので注意が必要です。出来ればペラベラで硬い敷布団ではなく、重さを広範囲で支え反発力が弱く適度な沈み込みの体圧分散タイプがで、寝心地と腰痛対策を両立しているので良いでしょう。

手軽に出来る対策 ⇒ 硬い敷布団・マットレス
寝心地も重視した ⇒ 体圧分散タイプの敷布団・マットレス