硬い敷布団・マットレス

腰痛には硬い布団がイイ って、
ウソ?本当?

 昔は、腰痛には硬いせんべいの様な布団がイイと言われていましたが、これは本当でしょうか?

 結論としては、高齢者など筋力の弱った方や腰にトラブルをお持ちの方には、硬い敷布団やマットレスが寝ている時の腰痛対策に良いようです。ただし、硬いがために、寝心地が悪かったり他の痛みを発生することもあるので、注意が必要です。
 

筋力の少ない高齢者などにおすすめ(大腰筋の収縮が無い方)

 筋力の弱った方の寝ている時の腰痛に関しては、ベッドが柔らかすぎることで骨盤の深く沈み込むと同時に腰上の背中が押し上げられることで、腰上部分の背骨の曲がりがきつくなることが、腰痛の原因と言われています。
 この様な場合には、硬いベッドを使用することで背中が均等に支えられるので、腰上の背骨の曲がりも少なくなり、腰痛を改善できる場合が多い様です。

硬すぎるのもダメ、別の痛みが発生

 筋力の弱った方の場合、柔らかいものよりも硬い敷布団やマットレスの方が良いのですが、逆に硬過ぎても問題が発生します。ベッドが硬すぎると、寝る姿勢での体の凹凸が敷布団やマットレスにフィットせずに、肩や腰など特定の部分に重さが集中してしまい、その部分が圧迫されることで痛みを発生します。
 ベッドが硬すぎたり、床の上で寝たりすると、睡眠時に腰や背中が圧迫され、うっ血して痛みが発生してしまい、安眠できないのです。 一例として、出張先のビジネスホテルでベッドのスプリングが柔らかすぎて身体がだるかったので、床の上で寝たら硬すぎてさらに腰が痛くなったという話もあります。

硬さよりも、ヒップが深く沈み込み過ぎないことが大切

 マットレスが柔らか過ぎる場合に腰痛を発生する原因となるのは、重さのあるヒップが布団に深く沈み込ンだ時に重さのかかっていない背骨(腰椎)部分が布団の反発力で押し上げられ、背骨(腰椎)の曲がりをキツクしてしまうからです。また、深く沈むことで、体が重くなり、寝返りが大変になるというデメリットもあります。
 硬い敷布団やマットレスがイイ理由は、この沈み込みが少なく、反発力による押し上げが少ないからに他なりません。

硬さと寝心地を追求した「体圧分散タイプ」が今風

 人が寝る時の姿勢では、体重が分散の比率が、頭部8%、胸部33%、腰部44%、脚部15%となるのが理想的と言われ、この状態が自然に寝返りも出来て安眠につながると言われています。
 寝ている時の腰痛を発生させない硬さと寝心地のよい柔らかさをポイントに開発された布団に「体圧分散タイプ」があります。寝心地を悪化させないよう適度な柔らかさをもちながら、体重が集中する部分が深く沈み込み過ぎないよう重さを周囲へ分散させる構造になっており、骨盤などが深く沈み込んでしまうことがありません。
 硬いベッドや布団でないと腰が痛くなるという方でも、この体圧分散タイプの布団ならば、骨盤が沈み込んで腰が痛くなることもなく、さらに、ふんわり柔らかな寝心地を得ることが出来ます。
 数年前に登場した体圧分散タイプには、いくつかの製品がありますが、テレビや雑誌などでよく紹介される浮圧敷布団【雲のやすらぎ】は、腰痛にお悩みの方向けに開発された敷布団(マット)として、たびたび取り上げられています。
 
詳細ページ ⇒ 体圧分散タイプで腰痛防止