背骨を曲げる大腰筋の縮み

 寝ているときの腰の痛みを発生する背骨の曲りですが、腰痛を発生するほどに背骨が曲がる理由の多くは、大腰筋の収縮です。

■寝ている時の腰痛の原因は大腰筋
■足を延ばすと大腰筋が背骨を曲げる
■大腰筋の縮みを治すのは至難の業
大腰筋の縮みには体圧分散タイプ


寝ている時の腰痛の大半は「大腰筋の縮み」が根本的原因

 健康な方の場合、寝ている時に発生する腰痛の大半は、足を伸ばした時に収縮した大腰筋が背骨(腰椎)を引っ張りキツク曲げてしまうことが原因です。一昔前は柔らかい敷布団やマットレス腰痛の元と言われてきましたが、これは筋力の弱った高齢者や腰に病気のある人の場合であり、それ以外の健康な人の大半は、大腰筋が収縮することが根本的原因で、背骨(腰椎)の曲がりがキツクなり腰痛を発生しているのです。

足を延ばすと縮んだ大腰筋が背骨(腰椎)を引っ張り曲がりをきつくする

 大腰筋は足の付け根(大腿骨の前部)と腰椎(腰部の背骨)を結ぶ筋肉で、上半身を支える重要な働きをする太い筋肉です。しかし、何らかの理由でこの大腰筋が収縮してしまうと、「仰向けに寝ると腰が痛い」という症状が徐々にあらわれます。
 これは仰向けに寝て足を延ばすことにより、足の付け根(大腿骨の前部)につながる大腰筋が引っ張られ、その大腰筋の反対側につながっている腰椎(腰部の背骨)を前方へ強く引っ張ってしまいます。この際に、大腰筋が収縮していると、引っ張る量が大きくなり、腰椎(腰部の背骨)の曲がりをキツクしてしまいます。

腰回りの筋肉のバランスの崩れ

 上半身を支えるために腰の周辺には、大腰筋以外にも沢山の種類の筋肉があり、沢山の種類の筋肉で背骨(腰椎)を支えています。大腰筋が収縮して背骨(腰椎)の曲がりをキツクしてしまうのは、これらの筋肉のバランスが崩れていることでもあります。大腰筋以外の筋力が衰えることで各の張力バランスが崩れてしまうと、大腰筋が縮んだ状態となり、背骨(腰椎)の曲がりをキツクして腰痛が発生します。腰痛のかたは自然に仰向け姿勢を避けて横向きになり、エビのように丸くなると大腰筋が緩みますが、縮みは改善されません。

大腰筋の縮みを治すのは至難の業

 大腰筋はインナーマッスル(内在筋)であり、他の外格筋が弛緩すればするほど緊張する性質があります。腰は身体の中で一番重い部分ですから自然に沈みやすく、体重の負担を受けやすくなります。さらに外格筋は緊張と弛緩をコントロールできる随意筋であるのに対し、内在筋は自らの緊張をほぐせない不随意筋です。そのため、仰向けで寝ている間もずっと緊張しつづけ、やがて腰痛の原因になります。

大腰筋の縮みによる腰痛に対応した「体圧分散タイプ」の敷布団・マットレス

 大腰筋が縮んでいる場合には、厚みのある布団や柔らかいマットレスを使用することで、ヒップが軽く沈み込む姿勢で寝ると大腰筋の引張が少なくなり、腰痛を解消することが出来ます。これは仰向けで寝ている時の姿勢で、足を延ばした状態ではなく足を少し曲げた状態となるため、足の付け根につながっている大腰筋の引っ張られる量が少なくなるからです。
 ただし、柔らかければ良いという訳ではなく、柔らか過ぎるとヒップが深く沈み込んだマットレスの反発力で背骨が押し上げられて曲がり腰痛を発生してしまいます。この点を十分に考慮して、腰痛対策用に最新技術と最新素材を注ぎ込み開発されたのが体圧分散タイプの敷布団・マットレスです。
詳細ページ ⇒ 体圧分散タイプで腰痛防止