寝具での腰痛対策

 一昔前までは、硬くて薄い「せんべい布団」が身体に良い言われてきたため、それを信じて長いあいだペラペラの布団を使ってきた人が、最近、医師のススメで柔らかくて厚みのある布団に替えたら腰痛が改善した。という話を良く聞くようになりました。いままで横になると痛んだ腰が楽になり、布団に入ると同時にぐっすりと安眠できるようになったという話です。

 柔らかい布団が腰に良いと言われることから、近頃では、様々なタイプのマットレスが登場しています。柔らかい布団・マットレスと言えば、エアベッドやウォーターベッドが以前からある代表的なものですが、手ごろな価格で手に入る低反発ウレタンを使用したマットレスや、最新技術で作られた柔くても沈み込みが少ない体圧分散タイプのマットレスなどが登場しています。

 ここ最近、特に注目されているのが「体圧分散タイプ」のマットレスです。寝ているときに布団からかかる圧力を分散し、体重が一点に集中して負担がかかるのを防ぐことによって自然な姿勢を保ち、身体への負担を軽減するというものです。
 
 
体圧分散型マットレス
 最新技術で作り上げた他圧分散シートと低反発ウレタンを組み合わせることで、就寝時の体を理想的な姿勢に保つことを実現したのが「体圧分散型マットレス」です。
 低反発ウレタンの重さが集中する部分のみが深く沈み込んでしまうというデメリットを、最新技術を注ぎ込んだ体圧分散シートを使うことで見事に解決しています。一部に集中する重さを広い範囲に分散させて前面で体を支えるため、柔らかすぎず硬すぎずという理想的な特性体を支えることで、腰痛の発生を無くしてくれます。
・詳細ページ ⇒ 体圧分散タイプ
 
低反発ウレタン製タイプ
 沈み込んだ後ゆっくりと元に戻る性質の低反発ウレタンを使用したのが低反発タイプのマットレスです。素材であるウレタンの特性上、真冬などの低温下では硬くなり、反発が弱くなることがあります。体のラインにフィットし密着率が高く体温が逃げないため、冬場は暖かいです。反対に夏場はピッタリ密着する分通気性が悪いため蒸し暑さを感じます。
 反発力が弱いため体重が集中する部分は沈み込みが深くなりますます。しかし、マットが熱くなるにつれて、深く沈み込み寝心地が向上しますが、一方、低反発と言えども体重が掛かっていない部分は反発力で上に押し上げられるため、長時間寝ていると背骨が曲げられて腰痛の発生することも多いようです。
 
ウォーターベッドタイプ
 マットの中に水を入れるタイプです。海の上にプカプカ浮いているようで確かに心地よいものですが、乗り物酔いをする人には不向きかもしれません。実際、寝返りを打つたびに反動が起こり、どこかで水の音がするので、慣れるまで落ち着いて寝られないこともあります。腰が沈みすぎてぐらぐらするかもしれませんが、寝姿勢がピタッとはまれば安定し、夏場はとても涼しく快適です。デメリットとしては、冬場は中の水を温めるヒーターを使用しないと寒くて寝れないので、寝具なのの電気代が掛かってしまう点、価格が高いという点があります。
 
エアマットタイプ
 マットの中に空気を入れるタイプです。簡単なものはキャンプ用品コーナーで見かけるマットです。細長いエアセルの並んだセル型のエアマットと、亀の甲の形をした一体形成型があります。幅の狭いエアセルが多いほど体圧の分散に優れており、エアセル数が多いほど(20本以上)安定して、船酔い症状はないといいます。また、マットの材質により耐久性は大きく異なります。少なくとも、耐久性の弱い塩化ビニール製のエアマットは避けましょう。コンピュータ内蔵のエアポンプは低圧保持ができるので、管理が容易になります。

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