正しい姿勢 座りかたの場合

椅子の選びかたが重要
 正しい姿勢で座るためには、身体に合った椅子のサイズやデザインが重要です。なるべく固めで、安定性のある椅子を選びます。長時間同じ姿勢でいるため、勉強机か書斎の椅子に向いています。座面の高さが調節できるもので、足の裏全体が床につくものを選びます。高さ調節ができない場合は、足台を置いて調節します。
 できれば、背もたれや肘あては使わないようにしてください(肘あてには賛否両論があり、肘あて賛成派は、「肘あてに腕をのせることで、腕の重みを分散させ肩への負担を減らす」と主張するのに対し、肘あて反対派は、「楽だが、筋肉が弱くなる。特に片方の肘あてだけを使う癖があると、左右の身体のバランスが崩れるから要注意」であるといいます)。
 身体と合うよう、膝が太ももより少し高くなるくらいの椅子を調節したら、椅子に深く腰かけて正しい姿勢に整えます。胸を張って背筋をピンと伸ばしましょう。浅く座ると腰椎に強い曲げの力が加わり、良くありません。背もたれにもっとも深く腰かけた状態で、座面の先端と膝の裏のあいだにこぶし一つぶんの隙間ができるようにします。

椅子に座って反復エクササイズ
 つづいて、極端に悪い姿勢と極端によい姿勢を繰り返し、反復して覚えます。数分のエクササイズみたいなものなので、肩こりと腰痛を軽減します。まずは、背もたれのない椅子に背中を丸めるようにして座ります。このとき、首から腰の後ろ側にある組織の張力にぶら下がるような意識で身体を前に倒し、背もたれのない椅子に背中を丸めるようにして座ります。このとき、首から腰の後ろ側にある組織の張力にぶら下的にとる姿勢でもあります。次に、滑らかに背中が伸びるように、できるだけ腰の前湾が最大になるようにします。 また、頭は顎を引いたまま後ろに反り、背骨の真上に頭がくるようにします。悪い姿勢でしばらく過ごしてしまい、肩こりや腰痛を感じてきたときにこの姿勢を直ちに取ることで、肩こりや腰痛を回避できるようになります。この二つの座りかたを反復してリズミカルにおよそ10回繰り返します。そうしているうちに、極端に良い座りかたができるようになってきます。