ストレッチングベンチ

「中川式ストレッチングベンチ」
 ストレッチングベンチは、フィットネスクラブの設備や整形外科のリハビリなどでも使われている医療器具ですが、そのなかでも最近人気があるのが「中川式ストレッチングベンチ」です。ある老人ホームでは、毎日ベンチにただ座っているだけで、腰ばかりではなく膝の痛みなども改善され、下肢痛に悩むお年寄りが医者にかからなくなった、と喜びの声を聞いています。
 誰でも簡単に効率良く、下肢筋群のストレッチを行えるよう工夫し開発されたベンチです。大腿後面、ふくらはぎ、腰、背中と肩の筋緊張を軽くするのに最適です。原理はいたって簡単で、このベンチに座り、数分ほど前屈運動を繰り返すだけです。
 ストレッチングベンチは30 度の傾斜台であり、坐骨にかかる荷重が下肢に分散されやすく、平地に比べ骨盤前傾運動を行いやすくなっています。骨盤前傾位を保持しながら体幹を前屈して、骨盤帯や脊椎周囲の筋緊張を緩和し、さらにハムストリングスや下腿三頭筋のストレッチング効果、姿勢、骨盤の歪みにも効果的です。

ストレッチベンチ開発秘話
 現代では、人間は動くことによる疲労よりも動かないことによる疲労が溜まっていると言われています。。毎日座って仕事をしている人は、一日中ずっと腰に疲労が蓄積されていきます。逆に、毎日立ち仕事をしている人は、一日中、足・腰に疲労が蓄積されていきます。中川式ストレッチングベンチを開発したのは、この腰にかかるストレスを解消するためなのです。
 腰の痛みから解放されるポイントは、以下のふたつです。ひとつは、蓄積疲労を取り除き、体を健全な状態に戻すこと。もうひとつは、自分の体を支え、機敏な動作ができるようにするために、筋肉を鍛えること。この考えかたのなかから考案し、腰痛のかたがたに大好評となったのが中川式ストレッチングベンチです。
 上体を前方へ倒す前屈運動をくり返すことで、圧迫された椎間板の間隔を広げ、坐骨神経の通る道筋を促進することで、痛みを解消していきます。日頃、運動できないかたや、年配のかた、特に痛みがひどいかたは、この中川式ストレッチングベンチに座っているだけでもかなり効果があります。現在、プロスポーツ選手の治療とコンディショニングに使用し、さらに病院では一般の腰痛患者の治療として、さまざまなところで使われています。