筋肉の硬化・痛みによる腰痛

肩こり・腰痛の原因は若いころからの運動嫌い・運動不足
 小さな子どものときはまだ筋肉が柔らかく、身体の柔軟性は非常によい状態で維持できていたと思います。慢性痛としての肩こりも腰痛も、背部痛も当然ない時期です。ところが、20歳を越えて社会人になっている人は多いと思いますが、仕事をし出してから肩こりや腰痛を感じたり、背中の痛みや凝りを感じるようになることは、多くの人が経験していると思います。肩こりや腰痛が20~30歳代で強く出ている人に多く見られる特徴は、学生時代に運動系の部活動をされていない人、運動が嫌いな人によくみられます。また、現在運動をする機会もなく、運動で汗をかく習慣がまったくない人に慢性的な肩こり腰痛をもつ場合が多く感じられます。

筋肉疲労の乳酸がしこりと凝りの原因
 一般に、腰痛で困っている人のおよそ9割は、長年のお仕事や家事・育児などによる蓄積疲労、冷えなどによって血流の慢性的低下、老化や運動不足によって足腰が弱くなり、骨盤や背骨などの骨格が歪むことが原因です。なかでも、腰からお尻、太ももにかけての筋肉や靭帯が硬化して、ところどころにしこり(血流低下により、筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まり固まっている状態)を作り、そのしこりが中心になって痛みやだるさ、凝りなどの症状が出ます。ところが多くのケースでは、このしこりのことをよく考えずに、とりあえず痛みの出ている筋肉全体をやわらげ、背骨や骨盤の歪みを矯正して施術を終了することが多いので、しこりがそのまま残ってしまいます。一時的には楽になっても、しばらくすると残ったしこりから痛みが出てきます。